おさかな 2019-04-13 14:07:38 |
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喜んでもらえたようで恐悦至極に御座いまする。はて、……口を開けろ、と? いえ、それはぬしさまに喜んで頂きたく差し上げた物。私は──…、
( 似合わない事をした自覚はあれども昨年と同じくして本丸に顕現した全ての刀に振る舞う彼女の記憶に僅かでも痕を残したい、その一心で小豆や燭台切の元で慣れぬチョコレート作りに奔走していたのが数日前。漸く己の求める出来に仕上がったそれを片手に彼女の私室へと足を運び、求められるがままに手渡せばいつになく浮ついた様子に呆気に取られながらも開けても良いか、問う言葉に頷いて見せ。彼女が摘んだそれ──ころりとやや歪ではあるものの、丸みを帯びたチョコレートの中には少しばかり強めに洋酒を効かせたシロップを。一緒に固めた己が下心は気付かれてしまっただろうか。しかしながら次いだ反応は可憐な笑みと感謝の言葉、そして差し出されるひと粒のチョコレート。一度は首を振るも引く様子のない彼女に根負けし、口に含んだ所で両頬に柔らかな手の平の感触と勢いよく引かれる感覚。かちんと歯が当たる痛みと同時に捩じ込まれた舌で押し付けるようにしてチョコレートを割られてしまえば、どろりと溢れ出す洋酒の味と香りに目眩がする。いつもならばこの程度どうしたことも無いが、不思議と喉が焼けそうな熱さを感じるのはきっと彼女のせい。薄らと赤らむ彼女の表情に舌の根が乾くほどの興奮と愉悦を覚え、獲物を捉えんとする捕食者の如く緋色の瞳を細めては逃がさないとばかりに片手を引き寄せるように腰へと回し、空いた手は彼女の後ろ髪をくしゃりと乱しながら後頭部へと添え更に深い口付けを送る。やがて態とリップ音を立てて触れた唇を離せば、互いを包む甘やかなチョコレートの香りの中、後頭部に添えた手を首筋に掛けて爪先で辿るように掠め )
ご存じでしょうに、チョコレートは媚薬にもなり得るのだと。ここまで煽られては私とて我慢出来ませんよ。
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っていうシュチュエーションすこ。( 唐突 )口調掴めないからこぎの練習しないと~~~~。なんか唐突にいち兄が出てきてしまうんだなぁ。いや、やった事ないけども。が、しかし口調が混じる。一年以上ぶりのえぬえる。攻めがな~~経験値不足感否めない~~。
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