2019-04-01 21:49:38 |
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羽鳥すみれ / みな子様、十八のお誕生日おめでとうございます。こうしてまた貴女様の特別な日を共にお祝い出来ますこと、心から嬉しく思います。( 瞳潤ませつつ口元に緩い弧を描き )……ただ。喜ばしく思う反面、寂しくも感じるのです。幼い頃からずっとみな子様にお仕えしてまいりましたが、日に日にご成長されていく姿を見ていると、近い未来私はお役御免となって貴女様の傍にいられなくなるのではないか、と。( 表情曇らせ視線落とし )それでも私はみな子様に愛想を尽かされるその日まで、命に替えても守り抜き、誠心誠意お仕えする所存であります!最後になりますがみな子様にとって幸多き一年となられますようお祈り申し上げます。( 深々頭下げ / 顔を上げたタイミングで思わず涙ほろり )
財前みな子 / お祝いの言葉をありがとう、とても嬉しいわ。──!まさか泣いているの?ど、どうしましょう…取り敢えずこのハンカチで!( あわあわ、ポケットから出したハンカチで頬伝う涙拭い )もう、羽鳥ったら。深く慕ってくれているのは本当に感謝しているけれど、泣き顔を見せられても反応に困るわ。……それと、いらぬ心配をして勝手に寂しい思いをするのはやめなさい。私が貴女に愛想を尽かす?羽鳥がいなければ何も出来ないこの私が?幼い頃からずっと傍にいてくれた貴女を捨てるような主人だと思われていたなんて心外よ。( への字口、ぷいっ )だからね、羽鳥。来年も再来年も……!いえ、私がこの世を去るその時まで。片時も目を離さず傍にいてね。主人からの命令よ。( 両肩にそっと手を置き視線交わるのを待ってから笑みを浮かべ )
今月一日に誕生日を迎えた羽鳥へ。日頃の感謝を込めて、すみれ色の櫛を貴女に贈ります。これからも末永く共に歩んでいけますように。
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