徒然草　　　

　　》　　家庭教師　×　生徒





　　：　　筧先生（　Kakei teacher　）
　　　男性　／　6月8日生まれ　／　20歳

「　　この問題は最初にこの式を解いて、その後にこっちの式へ代入。そしたらここも解けるから……って、ねえ、聞いてる？さっきから俺の顔ばっかり見てるけど、解説後に正解しなかったら課題増やすよ。　　」

「　　凛太郎、こっちおいで。一位だったご褒美……してほしいことなんでもしてあげる約束、でしょ？俺、そういうのは意外と守るタイプだから。…なんで凛太郎が恥ずかしがってるの。ほら、してほしいこと教えて？　　」



　　：　　和泉 凛太郎（　Izumi Rintaro　）
　　　男子　／　8月19日生まれ　／　15歳

「　　なんで頑なに名前教えてくれないんですか、俺は先生のこと名前で呼びたいんです。先生は自分なんかの名前より英単語覚えろって言いますけど、俺にとって先生の名前は英単語よりもずっとずっと価値のあるものなんです！　　」

「　　先生、俺この前のテストで一位取れたんです。う、嘘じゃないですからね！本当ですよ！ほら！……だから、その、約束なんですけど。覚えてますか？　　」

　　》　　お嬢様　×　従者





　　：　　財前 みな子（　Zaizen Minako　）
　　　女子　／　4月21日生まれ　／　17歳

「　　今日はなんだか上手くいかないわね、先程お茶の先生から集中力が足りないと怒られてしまったわ。その前に花を生けていた時も鋏で自分の指を切ってしまうし…そんなに慌てなくて大丈夫よ、大した傷じゃないの。あーもう、羽鳥に言うんじゃなかった！　　」

「　　羽鳥、羽鳥っ…！ごめんなさい、雷はどうしても苦手なの。だからお願い、私が眠りにつくまではずっと傍にいて、離れないで。こんなこと頼めるの、貴女くらいしかいないのよ…。　　」



　　：　　羽鳥 すみれ（　Hatori Sumire　）
　　　女子　／　5月1日生まれ　／　18歳

「　　みな子様、御夕食の準備が整いまし…──！どうなさったのですかその傷は！唯の掠り傷だなんてとんでもない、みな子様のお美しい肌になんてことが…。今は問題無くとも後々悪化するやもしれません、すぐ医者に見てもらいましょう、今すぐに！　　」

「　　　菫の花言葉は謙虚、誠実、小さな幸せ。みな子様の前では常に謙虚に、誠実でありたいものです。そして願いが一つ叶うのなら、どうか私を末永くお傍に置いてください。…みな子様にお仕えすることこそが私の幸せなのですから。　　」

　　》　　幼馴染？親友？





　　：　　齋藤 律（　Saito Ritu　）
　　　男子　／　9月9日生まれ　／　16歳

「　　おはよう、海。眠そうだね、また夜更かししたの？授業中寝ちゃうんだからやめろって言ったのに。寝癖もついたままだよ。……今の、お腹の音？朝ご飯も食べてこなかったの？仕方ないな、学校着いたら俺の弁当のおにぎり食べていいよ。　　」

「　　海といる時が一番楽、素でいられるからかな。幼稚園の頃から一緒だし、友達なんだけど兄弟みたいな感覚。海と友達になれて本当に良かった。これからも勿論、親友でいてくれるよね？　　」



　　　：　　大塚 海（　Otsuka Umi　）
　　　　男子　／　7月20日生まれ　／　16歳

「　　律はよ。…あーくそ眠い。朝飯抜いてきたから腹も空いたし。…え、数学の宿題なんてあった？知らねえ知らねえ、あいつの課題なんて絶対やらねえし。は、居残り？んなもんサボるに決まってんじゃん。　　」

「　　お前は俺のことずっと親友だと思ってたかもしんねえけど、俺はお前のこと…──なんでもない、忘れろ。この話は無し、聞かなかったことにしとけ。　　」

　　：　　齋藤律　／　2年6組13番

　　　身長　＿　172糎
　　　家族構成　＿　父、母、妹、弟
　　　成績　＿　良好、学年トップ10入り
　　　運動　＿　中の上
　　　部活　＿　陸上部
　　　委員会　＿　学級委員長
　　　趣味　＿　映画鑑賞、読書
　　　長所　＿　面倒みが良く物腰柔らか
　　　短所　＿　変なところで頑固



　　：　　大塚海　／　2年6組5番

　　　身長　＿　176糎
　　　家族構成　＿　父、母、兄
　　　成績　＿　不振、最下位争い常連
　　　運動　＿　スポーツ全般オールマイティ
　　　部活　＿　無し
　　　委員会　＿　無し
　　　趣味　＿　筋トレ
　　　長所　＿　一途、仲間思い
　　　短所　＿　素直でない、いざという時に弱い

　　場面　　：　　学校のある朝

　　齋藤律　　／　　…あ、おはようございます。律です。迎えに来ました。（　　インターホンぽちり、直し忘れた毛先の癖弄りながら応答待ち　　／　　はい、の声に手を止めると落ち着いた声音で名乗り　　）海は起きたばかりなんですか？…そうですか。いえ、もし良ければ支度手伝いますよ。そんな迷惑だなんてとんでもないです、逆に忘れ物されて毎時間何か貸さなきゃいけない方が手間なので。（　　微苦笑　　）ありがとうございます、では中に失礼させていただきますね。（　　ガチャりという解錠の音確認後扉を開き　　／　　玄関から奥の居間の方へ向けてお邪魔しますと声をかけて　　）

　　考察　　：　　個人的ハンター達のあれこれ①



　　リッパー　　／　　紳士の皮を被った変態。さり気ないスキンシップが多いセクハラ魔。女性の守備範囲は広めでわりかし誰にでも優しい。しかし男の好き嫌い（　　と言うより興味のあるなし？　　）は激しい。口八丁手八丁。褒め上手でその気にさせやすい。首絞めとか手錠足枷で監禁したりとか微グロ・流血モノが好き。感情的になることはあまり無い。好きな人を死なない程度に痛めつけて弱った姿を見るのが楽しい悪趣味な奴だけど他人が好きな人を痛めつけるのはＮＧ。

　　ジョゼフ　　／　　独占欲がめちゃくちゃ強い。世界は自分と好きな人の二人だけでまわってます思考なので他人にガチで興味無い。好きな人はとことん甘やかしたい、嫌われたくない、自分が好きな人に向ける愛情と同じくらい自分を愛して欲しい。なので基本的には優しく接するけど否定されたり拒まれたり反抗されるとブチ切れする。怒らせるとかなり怖いし一度そうなると落ち着くまでに時間がかかる。情緒不安定。好きな人に近づく輩は静かに抹消。指一本でも触れようものなら斬り殺す。

　　場面　　：　　学校で好きな人の話題を振られた時



　　和泉凛太郎　　／　　俺の好きな人？んーそうだな、黒髪が似合ってて、切れ長の瞳がセクシーで、睫毛が長くて、鼻筋が通ってて、柔らかそうな唇してて、白くてすべすべしそうな肌してて、とにかく美人で綺麗で、清潔感があって色気もあって、目が合うと硬直しちゃうくらい魅力的な人、かな？（　　考える人のポーズ、指折り数え　　／　　真剣な表情　　）顔しか見てないって？そ、そんなことないよ！勿論性格だって好きだよ。厳しいし、俺のこと子供扱いするし、ちょっぴり意地悪だけど約束は守ってくれて時々優しくしてくれる。（　　色々と思い出してはにまり幸せな顔　　）弄ばれてるんじゃないかって思うこともあるけど、今はそれでも良い。いつかちゃんと相手にしてもらえるように絶対良い男になるって決めたんだ。その為にはまず勉強だろ？だから俺、今回のテストは何としてでも一位とってやる！（　　強い意志込められたガッツポーズ、ふんす　　）

　　場面　　：　　学校で好きな人の話題を振られた時



　　筧　　／　　執拗い、好きな人なんていないし色恋に興味無いから。つまらない話題振るのやめてくれないかな。（　　静かな怒り沸々　　）そんな無駄話してる暇あるならさっさとレポート終わらせちゃったら？提出期限日がまだ先だからって余裕ぶっこいてると痛い目見るよ。（　　盛大な溜息、冷ややかな目で見詰め　　）ああ、例の家庭教師してる子？まあそれなりに順調かな、成績も少しずつではあるけど伸びてきてるしまだ暫くは首切られなくて済みそう。キツいバイトはしたくないからね、給料も良いし自分にはもってこいだよ。（　　赤ペンすちゃ　　／　　淡々と丸つけ進めていき、バツ印の多い解答用紙に若干顔引き攣らせるもすぐにまた次の解答用紙へと手を伸ばし　　）

　　羽鳥すみれ　　／　　みな子様、十八のお誕生日おめでとうございます。こうしてまた貴女様の特別な日を共にお祝い出来ますこと、心から嬉しく思います。（　　瞳潤ませつつ口元に緩い弧を描き　　）……ただ。喜ばしく思う反面、寂しくも感じるのです。幼い頃からずっとみな子様にお仕えしてまいりましたが、日に日にご成長されていく姿を見ていると、近い未来私はお役御免となって貴女様の傍にいられなくなるのではないか、と。（　　表情曇らせ視線落とし　　）それでも私はみな子様に愛想を尽かされるその日まで、命に替えても守り抜き、誠心誠意お仕えする所存であります！最後になりますがみな子様にとって幸多き一年となられますようお祈り申し上げます。（　　深々頭下げ　　／　　顔を上げたタイミングで思わず涙ほろり　　）



　　財前みな子　　／　　お祝いの言葉をありがとう、とても嬉しいわ。──！まさか泣いているの？ど、どうしましょう…取り敢えずこのハンカチで！（　　あわあわ、ポケットから出したハンカチで頬伝う涙拭い　　）もう、羽鳥ったら。深く慕ってくれているのは本当に感謝しているけれど、泣き顔を見せられても反応に困るわ。……それと、いらぬ心配をして勝手に寂しい思いをするのはやめなさい。私が貴女に愛想を尽かす？羽鳥がいなければ何も出来ないこの私が？幼い頃からずっと傍にいてくれた貴女を捨てるような主人だと思われていたなんて心外よ。（　　への字口、ぷいっ　　）だからね、羽鳥。来年も再来年も……！いえ、私がこの世を去るその時まで。片時も目を離さず傍にいてね。主人からの命令よ。（　　両肩にそっと手を置き視線交わるのを待ってから笑みを浮かべ　　）

今月一日に誕生日を迎えた羽鳥へ。日頃の感謝を込めて、すみれ色の櫛を貴女に贈ります。これからも末永く共に歩んでいけますように。

　　齋藤律　　／　　お泊まりなんて何年ぶりだろう、小さい頃は真っ暗だと怖くて寝れないーってよく海は騒いでたよね。今はもう電気を消しても寝れるようになったんだね、成長したなあ。（　　くすくす　　）…今日は楽しかった、偶には少し遠くまで行くのも良いね。美味しいものもいっぱい食べれたし綺麗な景色も見れて大満足。それに、海があんなに笑ってるところ見れる機会なかなかないしね。（　　目下まで布団引き上げ、ちらり見て　　）明日はどうしようか、流石に二日連続で出掛けるのはキツいんだけど…──！それ良いね。俺はホラー見たいんですけど、良いですか？（　　にま　　／　　じりじり詰め寄り　　）



　　大塚海　　／　　はっ、うっせーな。んなの何十年前の話だよ。とっくに暗くても寝れるし、馬鹿にすんな。（　　眉間皺寄せ　　）俺も楽しかった。律と二人っきりで色んなこと出来て。……え、俺って普段そんなに笑ってない？ごめん、気をつける。（　　ぽそぽそ　　）んー、そうだな。家でDVDでもレンタルして見る？いや、ホラーはマジで勘弁なんだけど。え、ちょ、律っ…！（　　顔顰め全力で首横振り　　／　　後退　　）