長期休暇を待ち焦がれる ( 〆 )

(/ ありがとうございます。ではこのまま背後はドロンしますので、何かありましたらまた呼んでください )


( 眩しい日照りから逃げるかのように目を腕で多いながら小さな呼吸を続けては頭を空っぽにしていたところ、油の差されてない古くなった蝶番がギィという小君良い音を立てて扉が開いた音が耳に入り。いつもの説教担当の教師が来たということを示す音でもあり、同時に今日もまた流されて共に菓子を食べながら駄弁ることも表して。だからか余裕を持ってはそのままの姿勢でいれば瞬間、顔面に来る衝撃にびくっと体を震わせば ‘ いてぇ ’ と大して痛みは来なかったが瞬発的に口から声が出て。少し腕を浮かし薄目を開け、ぼやける視界を治そうと数回瞬きしては掌で目をこすり。それでもまだ二重三重ぼやけて輪郭さえままならない視界のまま体をよっこいしょと勢いつけて起こせば、目の前にいるいつもの顔に「 よっ 」と片手を挙げてフランクな挨拶もほどほどに、相手の返答を待たずして机の上においてあったスナック菓子の袋をパーティー開けにて開けばそのまま口に含んで ) ポテチ美味い