アルヴィオン 2019-03-26 02:55:08 |
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(口の中一杯に広がる風味、それが血であることを忘れてしまいそうなほど甘く喉に馴染む液体を夢中になって啜り続ける。一口嚥下するごとに脳髄がくらくらと痺れ、背筋が震えるほどの酩酊感を覚えるほど。それでも貴女の言葉はちゃんと耳に届いていて、その戸惑う様子があまりにも愛おしくて思わず口角が上がる。何もかもを自分のものにしてしまいたい衝動を抑えきれず、腰に回していた手の片方で貴方の両手首をまとめて握り締めれば、もう逃がさないと言わんばかりにがふがふと首筋を何度も咬もう。穿たれた穴を抉る様なその行為は通常であれば絶叫を禁じ得ない痛みを与えるが、己の毒牙にかかればその分強烈な快楽を与えるだろう。やがて貴女の身体の筋肉が弛緩するのを感じれば、素早く脚の間に自身の膝を割り入れ、その上に貴女が座れる形にすれば漸く牙を抜いて。「…少しやりすぎたか?」心配と昂揚、それらが五分五分に混ざった囁き声はやけに熱を帯び色っぽい。傷口からたらりと顔を覗かせる紅い蜜を目敏く見つければ、勿体無いとばかりにべろりと首筋に舌を這わせて。「悪いが、まだ足りない」夜闇の中でも煌々と紅く煌めく双眸はまさに貴女とお揃いで。額と額をこつんとくっつけながら、少し荒くなった吐息混じりにもっとと強請ろう。本能に任せて吸血を再開しないのは、貴女の身を本気で案じているから。それでも貴女をこの腕の中から逃がす気は無く、腰と両手首に回した手の力は緩めないままに貴女の返答を待って)
(/おかえりなさませ!またこうしてお話が出来て心から嬉しく思います。予想以上に日常が忙しく、疲れて家に帰ればセイチャットを開くまでもなく眠ってしまう…という気持ちは痛いほど解りますので、どうかお互い様ということでお気に病まないでください。今後とも、無理のないペースでお相手を続けて頂ければ当方はそれで幸せですので、どうぞ宜しくお願いいたします…!)
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