匿名くん 2019-03-25 19:35:18 |
通報 |
(自分の声が部屋に響き終わったあとで、何者かが動く気配がする。すぐさまそちらに体と銃口を向け、暗がりから姿を現した人物を目にした。スラリとしたいで立ちで肌の色は薄い、銃口を向けられているのに不適な立ち居振る舞いをしてくるのを見るになかなか肝が据わっているようだ。一筋縄で行かない相手なのは出会って間もないこの短い時間でもすぐに理解ができた。敬礼のポーズをしてヘラヘラ笑っているが目だけは鋭くこちらを観察している。ここから逃げ出す計画をたてているのだろう。)
俺がこんな地下に引き篭ってるのはお前の予告状のせいだ。俺は今日どうしてもお前に会わなきゃいけなかったんでな、この建物で1番高価なものがある場所を警備してた
(銃を両手で支え照準をずらさないようにしながら変わらず冷静に語りかける。このままこの男を捕まえられれば自分の仕事は終わりだが、そんなことができないからこそ自分はこの男の専属になったのだ。引き金に指をかけつつ、降参だと両手を上げる相手にゆっくりと近づいていって)
トピック検索 |