匿名くん 2019-03-25 19:35:18 |
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(暗がりの部屋の中で鳴り響くのは自分の腕にまく時計の針の音だけだった。じっとただひたすらに息を潜めターゲットがくるのを待つ。世界中に神出鬼没に現れ、価値ある品を奪っていく怪盗…それが今から自分が相手をする人物だ。ここの警備員や部下達を信頼していないわけではないが、それでも奴ならばこの警備を潜り抜けてくるだろうと過去の実績から推測し、自らこの場所に潜むことを申し出た。ターゲットを捕まえる気ではいるが、なによりも奴の顔を、ブラック・キャットの顔を拝むことが目的だ。奴を捕らえる専属になったのだ、まずは奴を知ることから始めなければならない。時計の針の音を聞き続けしばらく、ようやくターゲットの足音が聞こえてくる。微かにしか聞こえぬその足音は息を潜めることになれた人間のものだ。ひとつ深呼吸をしたあと懐から拳銃を取り出しゆっくりと歩み出す。といっても弾倉には睡眠弾しか入っていないのだが)
──ブラック・キャット、この部屋にいるのは分かってる。姿を見せろ
(警護対象であるダイヤモンドが鎮座するべき場所にないのを確認したあと、取り乱すこともなく静かな声色で語りかける。まだダイヤモンドが消失してから時間はたっていない、それにこの部屋には異様な緊張感が漂っている。相手がこの部屋にいると確信しながら神経を研ぎ澄ませターゲットが姿を現すのを待っていて)
(/初回ロルありがとうございます!不備などなど全くございません!文字数的には全く釣り合っていない状況ですが、とりあえずレスしておきますね;こちらも何かありましたらお申し付け下さいね!)
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