大変なことになってしまいました。
野良の魔女が何か大きな魔法を使ってやらかしたようですね。
真冬のはずなのに照りつける太陽、うだるような暑さ。
おそらく太陽信仰系の派閥なんでしょうが、一体何が目的なのか…。
どうやら時空系の大規模儀式のようだというところまではわかりました。
六月から八月までの三ヶ月をループする仕組みのようだということですが、四季の内の夏以外を一瞬で経過させて、環境に与える影響をなくしているようです。
精神を持たいない知的レベルの低い生き物や無生物にとっては、四季は通常と変わらず流れているということですね。
しかし、実際に行われた儀式の現場を調べてみないことには、詳しい術式や解呪の方法もわからないでしょう。
要するに、あなた方に調査に向かってもらいたいということですよ。
※しばしレス禁