◎ 2019-02-17 20:30:14 ID:4556a69d2 |
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「おや...怖いですねぇ...?__ほら、肩お貸ししますよ」
(相手の怒気をはらんだ口調を揶揄するように言うも、あまりからかっては相手を苛つかせてしまいまた突っ撥ねたような態度を取られてしまうだろうと程々で口をつぐみ。走るうち距離のあった相手の背中が少しずつ近付いてきて、やがて俯き加減で歩み続ける相手に追い付けば隣に並び、肩を貸そうと左手を差し出して)
「この際言わせて頂きますが__僕は表と裏でかなり顔が異なります。...だが貴方に興味が有るのは本当だ、これは慈善でも憐憫でもありません。僕の利己心です.....ですから御遠慮無くお手を」
(今更相手に対しては取り繕う必要も無い、自分にもメリットがあるから相手の手助けをしているだけだと淡白に告げてしまうことにして。こうでも言わないと相手は自分の差し出した手を取ることは無いだろうと先読みし予め説明しただけではあるが、偽り無く思っていることを言葉にするのは久々で胸に鬱積した感情が少し消えたように感じられ。右手で鎖骨の下辺りに手を置くとその胸の余韻を擦り、相手の方に目を遣ると小さく頷いてみせ)
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