◎ 2019-02-17 20:30:14 ID:4556a69d2 |
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(舌打ちの音が耳に鋭く飛び込んで来て。退学が迫るこの状況でもなお抵抗の姿勢を崩さず怒りを見せる相手に対し、余裕の表情も少し揺らぎ浮かべていた笑顔にも影が差し。だが差し出した手を弾かれ手の温もりの代わりに掴んだ夜風の冷たさを感じると、自力で立ち上がる相手の様子を黙って目を細め眺め、やがて媚びない相手が面白く口元に手を当て肩を揺らし小さく声に出して笑い)
「ふふ、お約束は得意なのでね...ご安心下さい。...と言うことは取引成立__と受け取っても宜しいですか?...ああ、明日からが楽しみですよ。こんなに学校が待ち遠しいのは久しぶりです」
(遊びに付き合えば、という返答から押せば約束を取り付けられると判断して。明日学校で会った時には何をさせようか、想像を巡らせれば期待は高まり自身の拍動の音を感じそのまま立ち尽くしては居られず、空虚な右手を引っ込めると踵を返し夜の静けさの中靴音をコツコツと響かせ数歩歩きコンビニの陰から出て表に戻ろうとしながら、振り返り言葉を投げ掛けて)
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