◎ 2019-02-17 20:30:14 ID:4556a69d2 |
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(君の悪いくらいに笑顔を向けてくる相手に反抗的な態度を露わにしながら舌打ちをせんばかりの勢いを見せれば何かを企んでいる、というのはあまり頭の良いとは言えない自分にも明白で。相手の掌で踊らされるような気がして、少々身構えながらも頭はボーッとして居て働かなくなってきて。少し気を抜いて仕舞えば此のまま寝てしまうのではないか、と思う反面相手にあの光景を見られたことを不味いとしか思えず。自分は生徒会長にまで話がいっている不良なのか、と思いながらも次の相手の言葉に目を見開いて。『退学処分』という言葉にピクリと身体を跳ねさせて。)
「__ッ…!退、学…」
(ご家族も心配なさる、という彼のその雰囲気に家族の情報まで相手に知れてるんじゃないかと恐怖心が芽生え始めて居て。それだけは、と反抗しようとしたところに彼から持ち掛けられた取引。今のことを口外しない代わりに相手の言うことを聞く__というもの。つまり相手の犬になれ、ということか。それはどうしてもプライドが許さない、けれど家族に迷惑を掛けることだけは避けたくて。冷たい夜風に身体を震わせながらも、強気な態度で彼に言葉を紡いで。)
「…思いのまま、だって?…俺に、何させる…気だ…妹と弟に手ェ出すようなことしたら…許さ、ねぇ!」
(流石に殺人、なんて持ち掛けられたら堪ったもんじゃないと思いながら彼を睨み続け。)
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