◎ 2019-02-17 20:30:14 ID:4556a69d2 |
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( 代わり映えの無い一日を終え、放課後はいつもの友人と適当に時間を過ごした。既に辺りは黒々とした夜に覆われ、帰り道にあるコンビニの明かりが眩しい。ズボンのポケットに手を入れいつも通り足早にそこを通り過ぎようとするも、見慣れた我が校の生徒がたむろしていると気付き足を止め。どうやら手に持っているのは酒の缶の様子、「また面倒事か」と溜息を付き物陰から一部始終を観察することに。
気付いたのは、酒を飲んでいる...というよりも飲まされている少年の目に浮かぶ反抗心と恐怖心、それから矜持。彼の表情に興味をそそられ、このまま退学処分というのも勿体無い、どうしたものかと思案し、悪い考えが思い浮かぶと口元を歪め。そしてゆったりとした足取りで歩み寄りコンビニの陰に座り込む相手に声を掛け )
気分が悪そうだ....アルコール慣れしていないのに一気飲みでもなさったからでしょうか。...ねぇ、碧川君。
( 少し不良のように見える相手は印象的な生徒の一人であり、学校でもしばしば見かけるため認識しており、記憶の中にある名前を呼び掛け。直接的には言わないものの相手の飲酒を目撃したことを静かな声で暗に伝えると、腰を曲げ相手のことを覗き込みながら愛想のいい笑みを浮かべ)
(/お返事させて頂きました。もしロルに読みにくさ等ありましたらご遠慮なくお申し付けください。それではよろしくお願い致します、!)
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