のえる。 2019-02-10 20:33:27 |
通報 |
No.88様 佐野君〉
(ニコッと微笑む彼。此処に来た彼等は本当に笑顔が上手らしい、僕には到底真似は出来ない。無理に真似しようとも思わないし、自分のペースでゆっくり真似出来たら良いのだけれど。軽く息を吐くとスケッチブックに挟んでいたペンを胸ポケットの辺りにしまっておいて、彼の言葉に取り敢えず甘えておくことにして。)
「…ん、何かあったら呼ぶね」
(相手の行為に答えないのもどうかと思う、こう言っておくのが一番正しいだろうと判断し。上記を述べるとティーカップを片付ける為にキッチンへと入っていった。流石にティーカップを洗うのを彼にやらせるのは気が引ける、これくらいは僕だって出来ないと相手に示しがつかない。精一杯の誠意、というのを見せるべきではないだろうか。水道の水を出し、ティーカップを洗いながら顔に飛んできた水滴を拭っては目を擦り。)
トピック検索 |