_ おかえり 僕らの虚空屋敷

＞中島
そんなこと、言わないでください…
(手を握って)

＞＞黒部
僕だって…辛いんです
黒部さんに迷惑をかけてしまうのが
だけど正解なんて分からない…
（首を振ると抱きしめ）

＞中島
迷惑なんて思ってません。
ただ、君の為に何かしたいんです…(腕の中で優しく伝え)

＞＞黒部
僕はどうしたらいいの…？
ねぇっ…分かんないよ、黒部さん…
（泣きだして）

＞中島
………中島くんはどうなりたいですか？
前みたいに目が見えるようになりたいのか、今のままでいいのか。
教えてください。(手を握って、真剣に尋ね)

＞＞黒部
分からない…僕自身は移植を望んでるのかさえも
だけど見えない世界は疲れた…見える世界もきっと同じ…
見える世界も見えない世界も怖いの…
（言葉に迷いながら）

…確かにどっちの世界もしんどいと思います。
でも…私個人的には見える世界の方が…楽しいことも多いと思いますよ？
(優しく撫でつつ、伝え)

＞＞黒部
そ、っか…
正直…見えるようになりたい…
だけど、移植するのは怖い、なんてワガママかな？
（小さく頷き相手の顔を見て）

＞中島
いいえ、ワガママなんかじゃないですよ？
誰でも移植は怖いですからね(頭を優しく撫で)

＞＞黒部
ねぇ…黒部さん
どうしたらいいですか…？
（答えに困り）

＞中島
とりあえず先生に聞かないと…
そうだ、もし、見えるようになったら何がしたいですか？
(恐怖心を和らげる為に質問し)

＞＞黒部
そうですね…
まず朝ご飯を黒部さんのために作ります。次に天気が良かったらもう一度あの場所にピクニックに行きます。そのためにお昼ご飯を黒部さんと一緒に作ります。夕方になって夜ご飯を作ります。そのあと僕が見えなかった分僕から黒部さんを愛します…考えてるときりがないですね
（相手の質問に楽しそうに考え苦笑して）

＞中島
ふふ、素敵ですね。
私も中島くんのご飯が食べたいですし、ピクニックにも行きたいです(優しく伝え)
…少し、怖くなくなりましたか？(頭を撫で)

＞＞黒部
はいっ！
…黒部さんのためだったら頑張れそう
（大きく頷き）

＞中島
ふふ、なら私の為に頑張ってください
頑張れたら…何でも言う事聞きますよ？
(頭をぽんぽんしつつ)

(/すみません！また名前が入力できてなかったです…本当すみません…)

＞＞黒部
ホントですか！？
…僕頑張るから、病院かえってお話します
（驚いたように相手を見て真剣に伝え）

（/お気になさらず！こちらこそあるかもしれないですけどよろしくお願いします！）

＞中島
ふふ、はい。
なんでも聞きますから、頑張りましょうね
(おでこにキスし)

＞＞黒部
っ！
じゃ、じゃあ！頑張ってご飯食べ終わります…！
（顔を赤くするとスプーンを持ち食べ始めて）

＞中島
はい…(くすくす笑いつつ)
…ちょっと先生に電話してきますね？
(席を立ち)