罪 2019-01-12 17:26:13 |
通報 |
>>アーロン・ナイトレイ
(こちらは普段と通りの振る舞いをしているが、相手側からすれば珍しいものがあるのだろう。ちらりと横目で観察をしていれば、青い瞳から好奇心の色が垣間見えた。まるできらりと夜空から流れ落ちる星を見つけた様な、或いは透き通った湖に宝石でも投げ入れた様な──何処となく純真なものを思わせた。興味深げに見つめながら先程と同じ返答に今度は特に疑う事もなく頷いては、納得とまではいかずもそう言う変わり者もいるのだろう、程度に認識し。マフィアが警察を毛嫌いしている節がある事は認めるが、組織でなく個人としては話が別だ。警察であろうと、敵であろうと嫌う理由にはならない。自分のグラスに注いだついでと、喉を鳴らして軽口を叩きながら相手のグラスにもワインを注ぎ。煙草を灰皿に押し付けてグラスを手に取り。)
へぇ……息苦しい、ね。にしてもまァ、随分と物好きがいたモンだ。そう言う奴は嫌いじゃねぇ。警察でなけりゃ、口説いてた所だぜ?
>>榊誠
(渡さない、と言う選択肢は元より与えないつもりだった。とは言え、相手側の立場に立てば、情報だけ渡す訳にはいかない。同行したいと言うのは自然な事だ。二人も殺された以上、こちらとて楽に殺すつもりはない。意図せずとも、日本側んk関与している人物である以上何を喋るか分かったものではないだろう。しかし、今の状況で信頼は地の底と言っても過言ではない。下手に同行を許せば、後ろから襲われる可能性も拭い切れない。例え、その様な事をする相手ではないと分かっていても、家族は不信感を抱くだろう。無駄な危険に晒す訳にはいかない。ならば、と了承はするが部下の同行は認めないと言い切っては、承諾出来ないならばそちら側の者が関与している以上無理矢理責任を取らせるしかあるまいと双眸を細め。)
…いいぜ。但し、ついて来ていいのはお前だけだ。ンで、オレの車で行く。呑めねェなら──お前の部下を二人殺す。
トピック検索 |