罪 2019-01-12 17:26:13 |
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>>ダンテ
良いのか?じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ。
(聞き慣れない異国の言葉と味わった事のない独特な雰囲気に膨らむ期待感から足取り軽く相手の後を付いて行くと、促されるまま腰を下ろし傍らに帽子と脱いだ手袋を置いて。有り難い言葉には嬉しげに表情を緩ませて特に遠慮の素振りも見せずに頷き、漂って来る煙草の香りの妙な心地良さに目を細めつつ店内を眺めていたところへ聞こえた忠告には改めて相手の方へと向き直り。「もちろん手出しはしないさ。今後もその必要が訪れる可能性は極めて低いだろうしな」と穏やかに相好を崩して答え)
>>誠
(結局昨夜の逃亡劇によりこっ酷く叱られはしたものの、やはり反省の色は限りなく上辺だけの物。ホクにて行われる何処ぞの誰かを監視する任務に同行させてもらえば、あっと言う間にその場を抜け出し一人辺りを散策していて。そこで見つけたのはこの街では珍しい店が立ち並ぶ小規模な商店街のような一角。ぱあっと表情を明るくし迷い無く其方へ向かって歩き出すと、ふと前方に見えた背の高い後ろ姿に一瞬足を止めて。その精悍な出で立ちは紛れも無くヤマトを牛耳る男の姿で、昨夜の事がちらっと脳裏を過り。その件について騒ぎ立てるつもりはさらさら無いが、何処か興味を惹かれる点であるのは確か。丁度暇を持て余していた事もあり僅かに距離を詰めたところでひらりと片手を振って声を掛け)
あ、そこの…えっと、昨日自分から誘っといて俺を置き去りにして行ったきみ!
>>レオナルド
…ああ、よく怒られるんだ。世間知らずも大概にしろ、ってね。
(何処か後方から近寄って来る何者かの微かな足音。完全に気配を消そうとする意志は感じない事から暗殺を目論む者ではないと判断しつつも、マントの中ではいつでも銃に手を掛けられるよう密かに神経を尖らせ。一体何が目的か分からないというのもあり明確な殺意を感じない限りは街中で堂々と臨戦態勢に入るのは避けたく、相手が至近距離に詰め寄って来るその時まではと行動を起こさずに只管背後へ気を配り。しかし予想外に聞こえて来たのはおどけたような口頭での破裂音と此方の失態を茶化すような声。驚いたように目を瞬かせた後相好を崩して苦笑を浮かべると、肩を竦めながら相手の言葉に同意を示し。確か現イタリアマフィアを牛耳る男の右腕。しかしそれ以上の情報は無く、何故こんなにも彼に関する調査が行き届いていないのかと首を傾げていた事もあり、此処で其方から近付いて来てくれたのは正に僥倖と言う他無い。さて相手は果たして此方を認知しているだろうかと密かに思考を巡らせて)
(/初めまして、わざわざ絡み文に絡んでくださりありがとうございます!何処かミステリアスで刺激的な息子様とお話ができるのを楽しみにしておりました…!敵同士ではありますが、良い関係が築けていければ幸いです。よろしくお願い致します!)
>>垂
嫌だなんてとんでもない。寧ろ隣に俺が並んで不足が無ければ良いけど。
(相手に手を貸して貰おうが貰うまいがこの装束では目立つ事は避けられないが、提案されたならば乗る以外の手は無い。何しろ中国マフィアの右腕とあればその人となりを肌で知っておく事は決して無駄にならないだろう。随分と巧みな手練手管を持っていそうな所作に柔らかく目を細めると、相手の言葉をやんわりと否定して美しい者の隣に立つには些か不安が残るとおどけたような声色で添え。そうと決まれば恋人らしい振る舞いが必要だろう。徐に相手の方へ片手を差し出すと「お手をどうぞ、レディ」と悪戯に首を傾げて)
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