罪 2019-01-12 17:26:13 |
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>>秦凱
(薄情──そもそも、あちら側には情と呼べるものが存在するのか。いつも煙を掴むようで、こちらからすればやり難い相手だ。損得だけではない、しかし義理人情でもない。もっと別の何かが行動の裏に在る様な。だからこそ、何の足しにもならない様な行動が気になった訳で。こちらに手を出す様子のない相手同様に敵意のない者に手を出すつもりはなく、一緒にしゃがんで子猫に視線を落とせば弱りながらもミーミーと愛くるしい声を上げ餌をねだる様子に何となくむず痒い様な、擽ったい様な感覚に頬を掻き。何となしに指先で頭を撫でてやれば、懐く様に押し付けられ思わず表情が緩めながら隠す事でもないだろうと大量の酒の理由を明かし。)
そりゃ、アンタ等の所は特に変なのが多いからなァ。──ま、丁度一仕事終えた所でな。その祝い酒だ。偶には労ってやンねぇと。
>>榊誠
(一夜が明け、捜査は想像以上に順調に進んだ。死体の傷は刃物、それもナイフやカッターではなくもっと鋭利な、それこそ刀なぞの特殊な切り傷であった事。現場に残された頭髪は東洋人のものである事。拾った菊のボタンは間違いなく日本側の物である事。昨夜の被害者二人は飲みに行く為中央部に足を運んでいた様で、楽しみにしていた店の予約が漸く取れたのだと自慢話を聞いていた仲間がいた。ならば、こちらから仕掛けた可能性は低い。ただ、殺された。恐らくは一方的に。無闇な殺しは抗争に発展する。必要とあらば戦争を避けるつもりはないが──相手の人柄だけでなく、互いの立場を考えても、ボス直々に殺しを命じたとは考えられなかった。寧ろ、こう言った手法は好まないだろう。ならば、勝手な行動を取る部下がいたか、はたまた裏切り者が潜んでいたか。想像の域は出ないが、恐らくそのどちらかだろうと当たりをつける。しかし、そちら側が起こした問題であるのなら無視は出来ない。そして、誰かが責任を取らなければならない。一晩掛けて調べた資料を机の上に投げ捨て、吸っていた煙草を磨り潰す。「──出掛けンぞ。ジュリオ、車出せ」部下に声を掛けジャケットを羽織り。拳銃を懐に収めれば、アジトを出る支度を済ませ現場へと足を運び。)
>>アーロン・ナイトレイ
(存外にも素直な様子に益々他とは違う事を認識しては、ただの鼠と追い払うには惜しいだろうと強引に手を引きながらも抵抗せずについて来る相手に気分を良くし「まぁ、それも悪かねぇが──お前に興味が湧いた。お前の事が知りてェ」と素直に好奇心によるものだと明かしては、さてこの辺で良い店があったかと地図を脳内に張り巡らせ。部下に知られればまたこっ酷く叱られるだろうなと思いこそするも止める気はなく。歩きながら馴染みの店を一つ思い浮かべては、スタスタと慣れた足で小道に入り階段を降りて行けば如何にも怪しげなネオンに照らされた扉を開き。レトロなBGMが流れる店内に慣れた調子で踏み入り、奥から出て来た白人男性に軽く手を振りながら挨拶を。)
Ciao!相変わらず寂れてンなァ。そんな店に吉報だ。今日、今から貸し切りで。
>>ノア
(やはりか、と納得こそすれどその怒りが収まるものではなく。割り切った潔さは好ましいが、相手に回した奴が悪かったな、と心中で呟き。裏切り者の始末に損得はない。金を出し惜しむ気はない。最優先は情報源。裏切り者は殺すそして、殺さないとは言ったが、情報屋に手を出さないとは言っていない。煙草の煙を吐き出した所で──不意に、下ろしていた拳銃を向ける。家族に死者が出ていない事が不幸中の幸いだろうか。もし、これで一人でも死んでいれば、相応の報いを受けさせなければならない。ボスとしてではなく、家族の一人として。今回は腕一本で我慢してやろうとご褒美の言葉と共に躊躇わず相手の右腕に向かって発砲。)
──オーケイ。ンなら、イイ子チャンにはご褒美だ。
>>梔様
(/背後からのみで失礼します。時間の関係上取り敢えずは今お返事を頂いている方に返信させて頂きました。時間が出来次第絡ませて頂きます…!一応、 >58 にこちらからの絡み文がありますので、もしお手隙でしたらそちらでも問題ありません。今作成途中ですので、もう少しだけお待ち下さい。それでは、こちらは蹴って頂いても大丈夫ですので。)
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