罪 2019-01-12 17:26:13 |
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>>榊
(梔の後に部屋から出た部下の後を追う者が一人。梔のお抱え部隊員は、解毒薬の情報を掴んだ後それを渡してくる、と移動した部下が気になり追尾をしていたのだ。バレないように距離をかなり取っているため、声こそ聞こえないものの、なにやら牢屋越しに部下と男が話をしているところを一瞬だけ確認するとそっとその場を離れてお抱え部隊内へ行法を共有しつつ居場所のわかっている榊の元へ。幸いにもまだ誰も来ていないらしく、ベットに横たわっている相手を確認する。「榊さん。少々よろしいでしょうか。」その後は解毒薬の情報を掴んだことと、部下の不審な行動を報告して「まだ、解毒薬の類を口にしておりませんか?我々が手にした解毒薬は薄緑の錠剤ですが…同じようなものが出されてもお調べするまで、直ぐにはお口にされませんよう。」と話して。
一方、廊下に出たところで武器管理班に押収した武器のことについて話しかけられると一旦仮眠室ではなく、武器庫へ立ち寄る。押収してきた武器を売るか管理するかを品定めをするので、と連れてこられたものの、武器庫内には他の部下もいることからある程度様子を見てからその場を離れる。御頭に薬も届かなくてはいけないのに、少し道草を食ってしまった。その気持ちは歩幅を大きく急かし、ふと疑問に思った麻痺がとれていないことも、まぁ解毒に時間がかかるのだろうという程度で流して。
やっとたどり着いた仮眠室のドアを相手に会いたい逸る気持ちで失礼します、と開けるとそこに居たのは可憐な相手…だけでなくいつのまにかいた己がお抱えの部下に少しだけ無意識のうちに拗ねたような顔をして。)
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