罪 2019-01-12 17:26:13 |
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>>梔
(部下は相手が出ていったドアを見て震える息を吐き出し罪悪感に押しつぶされそうになりながらも家族のためなのだと自分の行いを正当化し、男達の監視役を買って出て男達の元へ向かうと周囲に人が居ないのを確認して約束通り毒薬を渡したことを告げ、家族の解放を声が漏れないよう小声で懇願する。しかしそこは悪どい男達、自分たちの脱出の手助けをしなければ家族の解放はない、勿論この事をバラせば家族の命はないと。
仮眠室、眠ってから一時間も立たない内に意識は浮上するも先程よりは幾分怠さもマシになっていて。当然、相手の身に危険が及び自分にも迫っていることなど知らず、喉が乾きを訴えていたため一度身を起こして小さめの冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し喉を潤す。この短時間でなにか進展はあっただろうかと思うも、まだ寝起きで疲れも残っていたし今起きて行っても彼あたりにもう少し休むようにと気を遣わせてしまいそうなため甘んじてもう一休みしようとベッドに横になろうとして。)
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