◆　番紅花　

うお、…っはは、そう喜ばれると気分いいな。とーぜん、どこにでも連れてってやるよ。そこでこそ出来るれっすんもあるみてーだし…（　髪崩さない程度に撫で　）俺の髪？あったりめーだろ、俺は誰よりも疾く動く、なのにいちいち崩れてたら敵わねーって。（　釣られるよう視線やや上向きに、彼から離した手を更に持ち上げるとその指先で自分の髪を弄って　）歌って踊って、喋りまで…って熟すことが随分多いんだな、お前のやりたいことは。…うん、飽きなくていいじゃねーか！走ってる時に流れる景色みてーでさ、目まぐるしいっつーか。（　ふんふん　）で、俺が話上手かは正直わかんねーけど、同派相手ならお前も話しやすいだろ、多分。練習相手にはもってこいってな。まあ、本番のための練習だ、気楽にやろーぜ。（　肩ぽん　）

ん？ああ、いいけど。っつーか俺からそう言ったしな、幾らでも使えよ。（　こくり　）じゃあお互い鍛錬中の身、ってこったな。俺もお前にあんまり違和感を与えないように頑張るとすっか、改めて宜しくな、篭手切。（　双眸細めて手を取り握手　／　ぎゅ　）ああ、ひと月もありゃ相性見るには充分だろ。こっちも出陣が始まりゃ練度上げに連れ回されるだろうけど、もし期間が足りねーってなったら伸ばせばいいだけだ。