教師と学生の境界線

見る目ねー…それは俺のがあるわ。そこは問題な…いや、うん。大丈夫大丈夫 ( 炬燵に入ったら薄手だけど、なんて言葉は飲みこんで自分に言い聞かせるように頷き ) ちょっ、髪ぐっしゃぐしゃになる。つーか可愛くないって、普通だろ。普通 ( 不思議そうに首傾け ) ふは、これは逃げらんないわ。んじゃあ俺も ( ぎゅー ) はいはい、わか……って今！？いや、良いけど…さ ( 気恥ずかしいのか頬に熱を集めて視線泳がせつつ、両手で頬を包みそっと口付けを落とし ) え、あれ… マジか。でもくるくる以外に思い付かないしなー ( 難しい顔をして ) 揶揄ってないって、俺がただ見たいだーけ ( 手首ぐっ ) 分かってますよ、先生。他の奴らが真似するといけないし、何より俺が嫌だ ( むっ ) なんでだよ！つーか無理、お前相手に堂々と行けるわけない ( 勢いよく首振り ) 目標が直ぐ傍にいるし、悪い大人には絶対ならないって断言出来るわ。んで、今よりもーっと惚れさせてみせるから。…だから置いてくの無しな ( 指先ぎゅ、 ) その可愛い面がスゲー気になるけど、え…俺イケメンなとこのが少ないって事？それ男としてどうなんだよ ( 嬉しい反面複雑 )