＿藁の家＿〆

（／まぁ進めていく内にやりやすいようにやって頂ければ嬉しいです。ついでに話の流れとかも、やりたいことがあればどんどん言ってくださいね！←

いえいえ！無理に頷かれるより余程ありがたいです！では適当に綴っていきますね。今回も一応250程度です。再三言いますがやりやすい長さでどうぞ！）



(ぽん。"お客さん、いらっしゃいますか？”それだけの文を何度も読み直した末に、送信ボタンを押す。聞き慣れたトークアプリの通知音が鳴り先程の文が画面に表示されると、乗っていたバスの揺れが丁度止まった。端末を胸ポケットに仕舞い込みつつ降車すると、冬らしく張り詰めた空気に目を細めつつ、彼女と同じ帰宅者の中に端正なローファーの足音が雑じった。客がいるなら、お手伝いとして。誰もいないなら、客として。自分がどちらを望んでいるかには目を背け、風で崩れる前髪を指先で整えた。)