神様のいる場所(オリジナル)

慧…俺…実は…っ！？
(この思いを告げようと、口を開くと窓から知り合いの神が現れて

タケミカヅチ
おーい速男(ヒノカグツチの別名)！おーまえまた特定の人間贔屓してんな！
(部屋の窓の外から大声で、黄色の着物を着た男性が宙に浮かびながら叫んでいて

ん？どうした？
って、、、、、、誰！？アノヒト？？
もーう、ちょうど今いいとこだったのにっ！
（ガラガラ）
はい、何の用事！？

（実はで言葉を切られ何が言いたいのか聞き返すと彼越しの窓の向こうにいる誰かに目線が行って。
なんか見たことがあるなと思うもいいところを切られ、ぶつぶつと文句を言いながら窓を開け）

うるっせぇ！帰れ！慧とイチャついてんのが分からないのか！
(覚悟を決めて想いを告げようとしていたので若干涙目になっており、忌々しそうにタケミカヅチを睨むと慧を抱きしめたまま知り合いの神から離れようとしていて


タケミカヅチ
君の方が五月蠅いよ。ショタコンめ…
………ん…え！？慧…くん！？大きくなったねぇ…
(よく見るとヒノカグツチと同じ顔をしており、小さい頃の相手を知っており驚いたように目を丸くして

そうだそうだ！！
って、俺の事知ってんの？あなた。

うん・・・・？あれ？どっかで見た気がするな・・・。
いつだったかな・・・？？ねえ、俺と最後に会ったのいつですか？
そもそも俺とは会ってなくて遠目で見たとか？
（彼に同意し若干のヤジを飛ばし。少し奥にいる知らない神様をじいっと見つめ、歩み寄り窓を開ける前の自分の記憶が間違いないことを確信しぼそっと問いかけてみる）

あぁ、僕は遠くから見ていたからね。知らないのも無理はないさ。
速男が君を神隠しするかヒヤヒヤしてたからねー
(過去に熱心に相手の事を語る彼を思い出しながら明るい調子で言い、ヒノカグツチを指差して)


ヒノカグツチ
…………思い止まったさ
慧、こいつの言うことは気にするなよ？
(ボソリと呟いてはいまだタケミカヅチに警戒しつつ、相手には優しく微笑み)

ふーんそうなんですか。だからといって俺たちの邪魔をしちゃいけないんですよ！！！
せっかくさぁ、、、、、。いえ、何でもないですよぉ！！

分かった。
けど、なんか言った？もしかして帰らなきゃいけないとか？
（明るい調子をブラックなオーラで跳ね返し、少し怒ったような感じでぶつぶつ呟き。彼に優しく微笑まれプラックなオーラを消すと笑顔でうなづいた後急に心配そうな顔になり問いかけ）

そうだそうだ！
え？いいや、何も言っていないぞ？
(神隠しをしようと思っていた時期があったので、顔を真っ赤にしながらも取り繕って


タケミカヅチ
もうお前ら結婚しろよ！ったく、こっちは天照大御神から伝言があるからきたのによ…。
(怒鳴るように言うと、げんなりした様子で床にどかっと音をたてて座り

あ、そ。　　　だよね！そう思うよね！！

ちょっと、そんなに雑に座らないで下さいよ！床が壊れちゃいますっ！
第一この部屋には僕しかいないんですから！人間は。お母さんには見えないんですから聞こえちゃったらどうするんですかっ！！もう。。。。。
（真っ赤なのを不思議に感じながらも必死に抗議し、伝言なんてのような勢いでタケミカヅチを罵倒し）

………天照？
(表情が暗くなると相手から腕を外して


タケミカヅチ
僕は床を突き破るほど重くないでーす！失礼な奴だなまったく！
せーっかく天照大御神が特別に大晦日ぱーちーするから、そこの人間も特別招待しようって話だったのに、な！
(ぷんすかと擬音が付きそうな怒り方をし、語尾は特に大きく叫ぶように言い

あーそうですかっ！！神様相手に失礼いたしましたよっ！！
ふーん。で？

（語尾を大きくされたお返しに投げやりな口調で言い返し。急に怒りが覚めたように、で？と聞き返し）

贔屓しているから、興味あるんだって。
多分、ぱーちーは速男のお察しの通り口実作りだけどねー。多分、贔屓してたことのお説教じゃない？
(ケロリと次の瞬間には笑顔になっており、招待状を懐から出して慧に「気が向いたら来てよ。美味しいものたくさんあるし」と言って

ヒノカクヅチ
…慧、俺別に怒られることしてないよな？
(不安げに瞳が揺れ、説教を受けたくない様子

うん。なんで？俺はあんたが居てくれたおかげで色々上手く言ってるんだからな。
まあ、最近は火の神がすることなのか？とは思ってるけど・・・・Ｗ
（瞳が揺れたことに気が付き安心させるように言った後苦笑いをしながら神の属種の事を話し）

お説教にはこいつはいかせないぞ！こいつが説教受けるんだったら俺も一緒に行くからな。
興味あるって、、、。お偉い神様も好奇心には勝てないんだN（（殴り
いや、すいません。何でもないです。
（彼の笑顔をスルーするようにヒノカクヅチを庇ったように言い、皮肉っぽく神様を言うと自分で芝居をして小さく謝る）

火の神様もたまには休みたいから許して…
(年明けの事を思い出し、胃がキリキリしだしたような顔をしてお腹を押さえ


タケミカヅチ
はぁ…連れて行くのも不安だよ…
…って速男はマイナーな神様だからあんまり忙しくないだろに…
(あははと笑いながら言うと、ヒノカクヅチの言葉に呆れたように溜息を吐き

そうだよねぇ。俺は火の神に用はないけど、、、、、、
大変なのはわかる！！！
（お腹を押さえた彼をニコッと笑い背中をなで苦笑いを見せながら庇う）


え、そうなの？マイナー！？いや、まあね、知ってる人も少ないんだけどさ。
強制なのそれって？
（マイナーの言葉にビックリし、聞き返し。また説教の話に戻り強制なのか聞いてみて）

なんか悲しいけど、ありがとう…
(マイナーと言う言葉が胸に刺さったらしく、トドメになった


タケミカヅチ
君は違うけど、速男は強制。ヤマタノオロチも参加するから。
…そろそろ帰るよ。じゃあね、また会えたらいいけど。
(酒を飲んで暴れると並みの神では出来ないらしく、火の神として力のあるヒノカクヅチを呼びに来ては用件が済めば窓から去っていき)

ごめん。悪気はないんだよ、、。

あ、行っちゃった、、、。ねえあんたは強制だって！あんたが行くなら俺も行くから！
絶対の絶対！！それにヤマタノオロチもちょっと気になるし、、、、、。
（傷ついた彼の背中をさすりながら謝り、窓から消えたタケミガヅチの背中を見真剣な目で彼の顔を見）

強制かよぉ…飯は楽しみだけと…
あぁ、日本神話で有名なヤマタノオロチか…スサノオに任せればいいのにな、それに酒に弱いし。
(過去の出来事を思い出しては面白そうに顔を歪めて)

ねえ、今思ったけどさ、もうあんたのこと「あんた」呼び止めようかなと思うんだよね。今まではどうでもよかったし、何て読んだらいいかわかんなかったから「あんた」呼びだったんだけど。
呼んでほしい呼び方ある？
（ふと思い出したように話しかけ申し訳なさそうに自分の思いを話した後彼のほうに向きなおり首を小手っと曲げ）

なんでもいいぞ。ヒノでもカグツチでも速男でも。
(クスクスと微笑ましそうにしながら、相手の頭を撫で)

（/２０１８年、平成３０年、平成最後の年越しですね、、、！
出会ってからまだ１か月ですが、来年もよろしくお願いいたします！！
来年の年が貴方様にとっていい歳になりますよう！！心からお祈りしています。

それから、１００コメおめでとうございます！２度目ですがｗ、これからも末永く、、、！
よろしくお願いいたします！！！！）

ほんと～～？俺的にも何でもいいんだけど、、、、、。・・・・・そうだな。
じゃあ、ヒノ　かな。改めてよろしくね!ヒノ！！
（悩んだように少し考え、暫く黙った後笑顔でまたあいさつをし）