小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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嗚呼、助かるよ。お前さんも今日はゆっくり休むと良い…おやすみ。(相手が寝支度を進めてくれている間にもう一本箱から煙草を取り出してマッチで火をつけ。今日は長い一日だったが、執筆に時間を割かなかった分久し振りに相手と一日中言葉を交わしていたような気がして。支度を終えた相手が戻ってくると、半分ほど残っていた煙草を灰皿に押し付け礼を言い、立ち上がりつつそう声を掛けて部屋へと戻り日課の香を焚くと、その日は早々に眠りに就いたのだった。───翌朝、寝起きは良い方で、いつも通りの時間に目を覚ますと着物に袖を通し、顔を洗い髪を整えてと朝の支度を終えると一先ず執筆部屋へ。確か今日は昨日と同様、受賞に関する取材のために記者が来訪する予定だった筈。受賞を機に立て続けに嫌いな取材が入り、面倒だと溜息をひとつ吐きつつも普段通りに筆を執ると、記者がやってくる予定の時刻まではまだ時間があると暫し執筆作業に没頭し。)
ありがとうございます、こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。背後様も希望のシチュエーションは随時、何なりとお申し付けください!
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