小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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わあ…!これ、全部棗さんが作られたんですか?こんな豪華なお食事、お店でしか見たこと無いです…!ありがとうございます、頂きます。
(初めての憧れの人との打ち合わせは緊張もあってかあっという間に時間が過ぎ、先方のご厚意で夕食をご一緒させて貰う事になれば運ばれてきた料理の数々を前に感動した面持ちでそう言って。豪華だが決して派手さはなく、旬の食材にこだわった綺麗な料理の数々に感動しきりで。やがて全員が席に着くと箸を進め談笑しながらも、考え事を始めるとつい目の前の事がおろそかになってしまうのが悪い癖。時折食卓を挟んで向かいに座る先生にちらりと視線を向けては、憧れの人と一緒に食事をしている現状に頭が追いつかず、思わず惚けたように先生の所作を見つめていて。視線を感じたのであろう先生が此方に視線を向けそうになると慌てて視線を逸らして箸を進める事を繰り返しては、今度こっそりとサインをお願いしてみよう、なんて考えながら柔らかく煮えた金目鯛の綺麗な白身を口に運んで。一方、明るく朗らかな印象の世話役の彼は自分たちが話しやすいようにとさりげなく会話をリードしてくれていて、その様子を見ながら、優しくて料理も得意な彼は先生と毎日一緒に暮らしているのだと再び自分の世界に入りかけては、羨望とも尊敬とも付かない眼差しを彼に向けていて。)
(ありがとうございますーー!こちらは、時々話を忘れて自分の世界に入り込んでいる三木さんで続けてみました!先生と棗君に向けているそれぞれの視線も、2人の受け取りようによっては何とでも解釈できますからね!笑
先生は黙々と食事をしながらも目敏く棗君への視線には気付いて、三木さんが棗君に一目惚れをしたのではないだろうか、なんて考えに既に向かっているかもしれません*笑)
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