小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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─、短い間ですが宜しくお願い致します。
(来客用の湯のみ2つと先生と自分の分、計4つの緑茶を淹れてお出しする。見慣れた編集の方に、齢は同じくらいの女性の方。先生を前に、瞳に緊張と感動の色を滲ませながら、並べられた言葉。思わず、自分もまたあそこの場面ですよね…!なんて相槌が溢れそうになるのをぐっと抑え、ふと昔の自分を脳裏に。大好きな作品の魅力を、作者本人に語れる事の幸福感に密かに共感を覚え、微笑みながら挨拶を。それから、業務の引き継ぎをメインに事務的な打ち合わせは進みあっという間にお外は日が落ちる時間に。話もまとまった所で、こちらから提案を投げかける。)あ、もし三木さん達がよろしければ夕ご飯を食べていかれませんか?僕の手料理なので、大層なものをお出しする事は出来ませんが…旬の食材をご用意しましたので、素材はピカイチの、はずです。親睦会の意も込めて…なんて。(来客に手料理を振る舞う事など殆どない為、腕は振るったつもりだがやや自信に欠ける気持ちも反面、旬の食材を揃えているのできっと大丈夫だと言い聞かせる。了承得ると、お待ち下さいと既に調理済みの物を食卓に配膳していく。円卓の真ん中に、鍋敷きと大きな鍋に、あたまに取り皿と、小鉢諸々並べてゆき。)冬が旬の、金目鯛を使った塩鍋に、こちらがほうれん草とじゃこを使った和え物と、蕪と柚子の煮物です。
(お待たせ致しました。夕飯までの流れを作ってみました。三木さん、とても愛らしくて魅力的な女性です*想いが通じる場面、とても楽しみです!
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