小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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…、はい、分かりました。
( 口数が少ないのは元からの性格もあるが、今の空気は若干違うのは自分でもわかった。進捗に問題がない事が本当だとしたら、何か思い悩む事があるのだろうか。そう考えると、心なしか避けられているような、そんな気分になる。空になった器を片しながら、後姿観ると思い出したように「あ!先生、今日は夜ご飯までは煙草は控えて下さいね。随分とお吸いになられているようなので…!」と声をかける。咄嗟に出た言葉は今までの長い月日お世話役をしていた性分からなる癖で、一息零し見送って、)……─失礼します。(あの後お茶を出した後は溜まった洗濯物掃除等の家事を全て一通り片した。そうしている内にあっという間に夜になって、夜ご飯は焼き魚を用意、配膳。その間昼から一度も外には出て来てない先生、一言かけ入室した先で、疲労の色が見え隠れ。晩御飯のご用意が出来ました、と声をかけて)
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