小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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─あ、…はは、千代子さんは冗談もお得意なんですね。いけない、顔が緩み切ってたようで。お恥ずかしいです。
(彼女の後者の言葉に、思わず咄嗟に両手で頬を覆う。顔に文字など書いてあるはずもなく、すぐに冗談だと気付き恥ずかしさからやや顔赤らめながら笑って誤魔化す。図星だったのかはさておいて、彼女がそれほどまでに言うという事は随分と頬が緩んでいたようで、ぐっと引き締め直しながら咳払いをこほん。)千代子さんのお店に行く日を楽しみに、僕もお仕事頑張りますね。
__ふぅ。
(少しばかり躊躇っていた見合いも、いざ行ってみれば美味しい料理に弾む会話はとても楽しく。それもこれも、お見合い相手の千代子さんのお人柄の良さがあってこそ、簡単な自己紹介を終えた後は小説や休みの日の過ごし方など他愛のない話で盛り上がり、共通点もちらほら見つけた。あっという間に時間は過ぎ、帰路につく。実家に着くと、楽しかったとはいえ長い時間、外で初対面の方とのお話に、普段は着ない少々かしこまった装いを脱ぐと疲労感でと溜息を零す。明日の昼には先生の元へと帰るので、早々と入浴を終えて、荷物の整理を行う。ひと段落したところで、母から声をかけられた。『今日のお見合い、千代子ちゃんはあんたには勿体ないくらいのお嬢さんだと思うんだけど、どうかしら?そろそろ良い人でも見つけてくれれば、お母さんもお父さんも安心するんだけどね…』と。「もう少しだけ、考えてみるよ。今日はありがとう。」とだけ返事を返し、布団に潜る。真っ暗な中、ふと考える。母の言う通り、欠点の1つもない、ステキな女性だった。共通点も沢山あり、きっと彼女のような人と結婚したら幸せなのだろう。ただ、どう考えても彼女といる未来が見えない。今だって、明日には先生に会えると実家にいながらも浮き足立っていたし、お見合いの最中に時折思い出すのは先生だった。先生のおそばに居たい、自分が望む未来と現実との狭間で名前のない感情が渦を巻いて、そこから逃げるような深い眠りについてしまおう、)
( 毎度お優しい言葉に感謝致します泣
これからも末永く宜しくお願い致します!
さて、お見合いの場面をここで切って、明日昼に帰宅という流れに持って行こうと思うのですが貴方様のご希望の再会シーン・告白シーンなどありますでしょうか?1つの大きな場面にもなるので、やんわりでも流れを決めてから場面に移る方が良いのかなと考えました。当方としては、お世話役として雇ったは良い物の、台所家具等にまともに立てず、触らせず状態・当の本人も荒れて、今日には帰って来るからとそうそうに帰らせた先での帰宅ですと、2人の空間になるのでその後の展開はスムーズにいくかな…と漠然で何の根拠もないやんわり考えなので、この後の流れご希望ありましたら、全然そちらでも大丈夫です*
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