小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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─、只今。
(時刻通りに実家の最寄りに着く。6年経とうが未だそう変わりのない街並みはやはり懐かしく、意図せぬ里帰りも少しだけ心弾んだ。駅からそう遠くはなく、見える景色1つ1つの思い出を脳裏に移しつつ、実家にたどり着いて玄関の戸を開ける。迎え入れてくれる母は見て分かる程には嬉しそうに、お帰り、と声をかけてくれる。リビングで新聞を読んでいる父こそ冷静には見えるが心なしか声は少しばかり気まずくも嬉しさを滲ませている。6年経って、白髪も増えた両親だが至って変わりなく安心した。その日の晩は実家のご飯に舌鼓、ふとした会話でお見合いの話に。どうやら母の知り合いの娘さんだそうで、断ったら母の立場も立場だ。明日に控えており場所も設けられている。10時出発だと言う事で、その日は早く寝てしまおう。随分と前に出た自室も変わりなく、就寝を。)
(ありがとうございます。では、お見合いの話を数回したのちに再び先生の元へ…という流れでよろしいでしょうか?可能であれば、お見合い相手の女の子をお願いしたいです*
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