小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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…お前さんね、人の事を心配している場合じゃあないだろう。気を付けて行っておいで、
(翌朝、相手が家を出る時間に合わせて玄関に向かうと支度を整え荷物を纏めた相手の姿。其れを見て無性に、やはり行くのを辞めて欲しいと、引き止めたくなってしまうのは何故だろうか。まるで一人で留守番をする子供のように不安そうな表情を一瞬浮かべた事に、本人ですら気が付いて居なかった。普段通りの相手のお節介を聞き流しつつ、相手を送り出す言葉を掛けると玄関の戸が閉まるのを見届けて溜息を。やがて世話役がやって来ると挨拶も早々に家の中の事を一通り説明して。歳は彼とそう変わらない、日雇いの使用人として此れまでも様々な屋敷に出入りしており経験は豊富らしい。少々気弱そうにも見えるが真面目そうな青年だった。小説家の方は元々警戒心が強く、大体の場合初対面の人間には威圧感を与えてしまう事が多いが今回も例外ではなく、必要最低限の事務的な会話を済ませ、生活環境を整える以外の介入は不要だと伝えると部屋へと戻って。)
二日間世話になるけれど、生活環境さえ整っていれば良い。それ以上の事は求めないよ、仕事に関しての口出しも無用。お茶は熱いものを、原稿に溢すような真似だけはしないように。
(/ お世話になっております。小説家サイドは棗君が戻った時に大荒れの状態になっていればいいので、私も数ターン棗君サイドのストーリーに加勢しようかと思います。お見合い相手でもお母さんでも、キャラのイメージがあれば回しますので、軽く帰省ストーリーを挟んで帰ってきて貰えれば良いかなと…!)
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