小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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─あ、先生。いらしたんですね。最近、電話も怠っていたので少しばかりご立腹でした。
(背後から聞こえて来た声に僅かにぴくりと反応して、振り返る。すでに電話は切った後、部屋は筒抜けだった事を示され僅か恥ずかしい気持ちを胸に。話の内容が内容に、何か間違いを犯した訳でもないのに、不思議な後ろめたさもあって早々に電話の話は切り上げる。それに今は業務中で、先生が片手に持つ急須からあがる煙はついさっき沸かしたばかりものだとすぐに分かった。本来、自分がすべき事をやらさてしまった、それに新しい仕事が始まったばかりの現在、「仕事中に私用の電話をしてしまい申し訳ありませんでした、先生は今休憩中ですか?新章を執筆されたばかりの今はとても大事な時期ですもんね。僕も気合を入れ直して、良いスタートダッシュが切れるよう支えます。」と謝罪を挟みつ、気を引き締めていこうと両手で頬を軽くぺちり、と叩き。)
( とてもいい流れですね!お互いがお互いを想うあまりの苦悩と葛藤が見え隠れした物語…今から紡ぐのがとても楽しみです。ふと、こちらは蛇足ですがここのトピックが出来たばかりの時にもお話した2人の間の人間愛が、話の物語の表現や流れによっては恋愛の方に捉えることもできるなと思いました。人間愛での方向性であれば表現に気をつけつつ、当初お話してた物語によってはそちらに向けても良いのであればこのままとりあえずは流れに任せて…となりますが、現在の意向はありますか?
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