小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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─…、先生、この筆は純羊毛らしいですよ。
(元の知識技術がない為見るもの知るもの全てが新鮮だった為毎日が充実したいた。6年という歳月は長いように感じるが、今相手のお役に立てているのなら本望だと。店内に足を運び、真剣に筆を選ぶ相手の姿。作家にとって筆は大切な命でもある為、奥にいる店主とひっそり声を抑え会話を少々。筆に使う毛は純であると価格も上がり上物になるという知識を元に進めると、ここで取り扱う物は手軽に購入できる安価な物から高価な物まで取り揃えており今先生が見ているものは純物だと。となりに並び、一言隣で商品についての情報を一言添える。値段が全てではなく、結局は自分との相性の為じっくり吟味して欲しいなと内心。ふらり店内を回ると、万年筆に目に止める。長い時間じっくり物書きと向き合うには筆が良いが自分は仕事柄メモを取る事も多く、場面も様々。さっと取り出して書けるように自分もこの際、新調しようかと手に取り。)
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