小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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先生が用意してくださった草やお粥のおかげで、朝方より随分と気分が軽くなったんです。ありがとうございます。
(事実、早朝の起床後の身体の重さや熱っぽさもお昼を回ると幾分か軽くなった。相手の作る食事は自分が手間隙かけて作る料理より数倍美味しく感じたのはきっと想いが込められた物でもあるからだろう。病は気から、とはよく言ったもので、落ち込んでいた気分も晴れやかになった今は若干の風邪の症状は残る物の今にも体を動かしたくなるもので。相手が部屋から出て行ったのを見送ると、1つ考え事を。本来なら買い出しに行く事さえ出来なかった為、今台所にある材料で明日朝の食事を用意しなければならない。材料を思い出し、そこから献立を考えると同時に明日は恩返しの意味も込めて、少しだけ豪勢にしてしまおうと。その後は再び眠気を催し、微睡みに身を任せ深い眠りへ。相手が食事を用意する音でふと目を起こして、)
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