匿名さん 2018-11-26 18:11:52 |
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やったね、大成功。目、覚めたでしょ?( 冬とは恐ろしいものである。寒い風が吹く度に体が凍えてしまいそうになりつつ、まぁ問題ないだろうとマフラーも手袋もせずに家を出てきたことを後悔し。此処からならそんなに遠くない、引き返して家に取りに帰ろうか。いや、家に戻ってしまったら登校する気もなくなる。そんな葛藤を繰り返しながらも彼女が隣にいるから今日も頑張ろうかと思えるのはきっと惚れた弱みだ。なんて、彼女に伝える気はさらさらないが。驚いたような声をあげるのを見るとつい頬が緩んで。これだから意地悪するのはやめられない。彼女に言ったら怒られそうなことばかり考えていながらも、何ひとつ顔に出すことなく寒さに耐える素振りを見てゆっくり学校へと歩み進めて )
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