夢の世界の航海日誌《“ファンジー、戦闘、恋愛》

>佳玖

…そうか、なら逮捕でいいな。
お前だけの罪状がなかったから好都合だ。
このまま本部まで来てもらおう。

(これ以上にバレバレの嘘も中々拝めない、こんなに簡単に船長の居場所を海軍に吐く海賊がいるものかと、この危なっかしい小娘を副船長にするかつての友の正気を半ば疑いながら、まじまじと冷や汗を流す少女を見つめて。
実際にレグルスはこの島にいて場所を偽っているのか、まずこの島にさえ居ないのかをよみかねて、実際に佳玖のみの罪状はないのだから嘘ではない、と自分に言い訳をしながらカマをかけるように懐を探るフリをして)
(/ なりちゃ階級あるあるですね笑 今の娘さんならおかしくないミスですしお気になさらず。こちらこそ未熟者ですのでミスなどありましたら、ご指摘よろしくお願いいたします。
この後の展開ですが、娘さんが迷子だと分かれば最終的には指定された場所まで送ることに話を進めるつもりですが、何か他にご希望の展開がありましたら是非教えてください。)


>シノ

そこならこの路地からすぐの大通りだな。確か今日は市が開かれてるんじゃなかったか。
人混みではぐれたか。

(若い女性に優しく話しかけられて安心したように、その子供は名前と母親とはぐれた通りをしゃくり上げながら説明し始める。先程こそ大泣きで全く手がつけられなかったが、話してみれば年の割にしっかりとした口調の子供で。そんな子供に大泣きされるほど自分は怖いだろうかと内心穏やかではないが、功労者である部下ともその子供ともつかない方へ、状況を呟いて。)

(/お互いで適当に動かしましょう。)