けだもの。 2018-11-24 02:40:57 |
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(七人目の花嫁は各町で美しい娘達が人知れず攫われていると噂を小耳に入れており、左側の頬から首にかけて酷く爛れた火傷の痕を持つ己がまさか七人目に選ばれるとは思いもよらず、長く積雪の様な睫毛を揺らして鮮血を思い起こす真っ赤な瞳を開いたのは午前三時頃。静寂に包まれた室内に一筋の青白い光が差し込み辺りを舞う埃を照らして輝いている様子はまるで結晶のよう。少し目尻の下がった瞳で見慣れた室内を見渡し彼の存在の有無を確認してから絹糸のような前下がりの白髪を持つ頭部を起こして、ベッドの前に置かれた金の枠物を持つ姿見に視線をやりそこに佇む不気味な迄に色素の無いアルビノの自身を見つめ。齢16にして年相応の発達を遂げたその身は踊りっ子の時から上半身は首輪から下は青い半透明の美しい前開きの衣装と臀部を隠し残りはシースルーのズボンで両手足首は鉄の輪、何処かアラブの姫の衣装を連想させるそれはほぼ裸体のようなもので。今夜も彼が訪れるのであろうと落ち着いた様子で花瓶に挿してある白薔薇を頭に飾れば準備は整い。奴隷商人に潰され話せない代わりに羊皮紙とペンは重要で、元より危機感が薄く好奇心旺盛で掴みどころが無く何時迄も遊び心を忘れない娘はそれらを片手に持ち、徐にクローゼットの中へと身を隠して。)
(/keep有難う御座います、>10の者です。出会いから数日経過した時点でのロルとさせて頂きました。年齢、容姿、性格を練り込ませて頂きましたが足りないようでしたら改めてプロフィールを作成致します。現時点で相性が合わないと感じられた場合は断り下さいませ。彼女の名等は次回お伝えします、それではお返事の方お待ちしております。)
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