キミの言いなり（〆）

あー、わかったわかった。一緒に帰りゃー文句ねぇんだろ…ったくよ（今にも泣いてしまうんじゃないかと一瞬焦り、此方を上目に見る視線から晒す様に言えばため息漏らして) だなー、羽美もそうだろ？羽美の思いと俺の思いはちげぇじゃん？…（内心は自分も彼女と同じ気持ちなのだが素直になれない自分がそれ以上口にする事なく、スタスタと先を行った彼女の後を小走りで追いかけると、腕を掴み歩道側と車道側を入れ替えて) お前さ昔っから夢中になると周り見えねぇんだから怪我されたら面倒…。

(/少々背後で。すごい失礼な奴で本当に大丈夫ですか？主様の思い描く彼氏像になってますでしょうか？)