✿ 主 2018-11-05 05:29:18 |
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此処を覗いてくれた貴方に、
この常世にまつわる小噺をひとつ。
「逢魔が時」をご存知でしょうか。
陽の傾いた、昼と夜の間。
かつては幽霊や妖怪に出会ってしまいそうな時間として、逢魔が時と呼んだ様です。まさしく魑魅魍魎跋扈する常世に相応しい時間といえましょう。
常世の時間は逢魔が時、多少の陽の傾きはあったとしても微々たる物。夜の帳が下りることはなく、朝が明けることもない。
妖達の中では朝、昼、夜と曖昧に区別されている様ですが……此処へ来たばかりの貴方は戸惑ってしまうかもしれませんね。
それでは今日はこの辺りで。
次の小噺で、またお会いいたしましょう。
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