隊長 2018-10-24 21:35:56 |
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(感情をおさえるのは特技と言うよりも癖に近かった。無意識に本心を隠して『東堂瑛太』やその他適当な偽名の人物を作り出す。痛みに関しても同じだ、いくらこの屑に殴られようとも痛がる表情を見せることはない。だが母親の話題に関してはピクリと眉が動いた。『あの女』などまるで他人のような物言い。あいつが見殺しにした、とは相手が母親を救えなかったという意味だろう。母親も弟も総監様にとっては掃き捨てるものらしい。思わず手が出そうになるのを我慢していると、扉が開き新たに訪問者が現れた。その人物は今度こそ会いたいような、会いたくないような、曖昧なままにしておきたかった人間で目を少し開く。長官、とは相手の父親だったか、その名を聞いて総監様はとっとと退散する。嫌になるほど程分かりやすい男だ。上半身に殴打の痛みが鈍く残っていて息を吐き出した。だが一息ついている暇はない。今度は別の問題がやってきたのだから)
俺は自分がやりたいようにやる、他人の顔色伺うなんてごめんだ。───なんで殺さなかった
(気まずい沈黙を破ったのは相手の方が先だった。探りを入れるような問いかけ、それにいつもの調子で返事をする。右肩の傷口に相手の指が触れると僅かに痛みが走るが、それよりも指の温かさでその痛みが和らぐようだった。視線を合わせないようベットに寝たまま天井を見つめる。生憎遠回りなのは嫌いだ、読み合いも楽しいものだが、こういう場面で悶々とするのも自分にあっていない。だから先にこちらがあの夜のことを聞いてしまった。自分の正体を知っているなら仕事を果たす絶好のチャンスだったはず。視線は合わせないまま静かに相手の返事を待っていた)
(/時間軸大丈夫です!ちょっとややこしいロルになってしまいましたねすみません…合わせたつもりだったんですが、こちらの力量不足です;こちらもまだはっきり煮え切らないので今はそこを楽しむのがいいかな、などと思っております。今のところはこのままで大丈夫です、お気遣いありがとうございます。では背後はそろそろ一旦失礼しますね!)
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