隊長 2018-10-24 21:35:56 |
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(あそこまで人の注目を集めたのは久しぶりだった。それも大多数は警察官。自分の思惑通り総監を助けたくないという心理に陥り、しかし颯爽とさるこちらを呆気にとられ見つめる多数の警官達の顔は見ものだった。そして何より、あいつの顔。逃げるのが当然だと確信し、こちらを送り出すかのように晴れやかに見送るあの顔、誰もあの顔の相手を見てはいないだろう。あの時自分だけが相手を見ていた。こうしてまた逃走の身になり、芹崎航はまた自分を追いかけてくるだろう。暗闇で交わした一方的な約束を、あいつならば守ってくれると確信があった。次はどんな出会い方をし、どんな逃走劇を紡ぐのか、それを考えるだけでも心が踊った。)
──そんなものを持っているのに金を弾むなんて良心的だな。まぁお駄賃なしなら俺もそれなりのことをやるつもりだったが
(だが事は自分の思い通りにいかないらしい。とあるバーで話しかけられた男、同業者で顔は知っているがあいつに恨みを持っているとは知らなかった。そして見せられる『証拠』となる写真。この写真の日、自分は他の場所にいたとアリバイ工作をしていた。金を払い口裏をあわせてもらって殺害時刻にその場に居ないことにしていたのだ、この界隈ではよくある話。だがこの写真を持ち出されては自分が作り上げたアリバイは一気に崩れてしまう。それをチラつかせるこの男は歯向かうなと暗に伝えているのだろう。男の仕事を手伝うと返事をしながらも、どうすれば相手を生かせるかを考えていた。この男の口振りからするに相手への恨みは深い、だが下手に反抗すれば決定的証拠が相手にわたってしまう。様々なシナリオを思い浮かべながら今はこの男に従う振りをしていた)
(/いえいえいつもこちらがお待たせしていますし、無理のないペースで大丈夫です!そろそろ謙也の殺人が明るみに出てもいい頃合かと思いますのでこのままの流れで問題ありません。こちらも適宜付け足しなどなどして行きますが不都合など出た場合は教えてください!
こちらこそいつも展開任せきりで、ストーリー考えて下さりありがとうございます。今後ともよろしくお願いしますね!)
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