さすらいの旅人さん 2018-10-17 17:48:48 |
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そうそう。千年も刀やってると大抵の事はどうでも良くなってくるしねぇ。弟のことは別だけど衆目はどうでもいいかな。( くすくす )──おお、言われてみればそうかもしれないね。あの子の本当に可愛い所は僕だけが知っていればいい。( ゆるゆると破顔し、隠すことなく両手で頬杖つけば穏やかな声色で答え )
うん…。ちょっとだけ心配だよねぇ。あまりにも愛らしいものだから、横から掻っ攫われてしまいそうで。──ね、僕はどちらかと言うと甘えるのは苦手な方だから素直に羨ましいよ。…ふふ、そうだと嬉しいなぁ。僕らは仲の良い兄弟、だからね。( 弟の言葉なぞる様に口に出し、人差し指をぴんと立てては相手を指差し )君たちもそうなのかな?相手を思えば思うほど同じ量の思いが帰ってくるって本当、幸せ者だなぁって思うよ。
わあ、なんというか──…うん、凄く想像できるって感じ。ねえ、君たちはいつもどうやって過ごしてるの?ほら、今の僕達みたいにゆるゆると話すのか、しっかり話に沿って言葉を紡ぐのか。( ゆるゆると首を傾げ )──ありゃ、そうだったの。ふうん、まだってことは……そういう事だねぇ。その時はその時で君に感想を聞こうかな。教えてくれるのかはわからないけれど( くすくす )僕の所も似たようなものだよ。もうじき季節が一周するのかな。……四季に関わることなんて何一つしてないけれど。それだけ経ってもまだまだお互いに知らないことばかりさ。──そりゃそうだよねぇ。……離れてしまった時代もあったけど千年も隣に在って知らないことばかりだもの。これからだよね。( 在りし日を思い浮かべるように視線を宙に向けると、大きく上に向かって両手を伸ばしぐぐっと伸びをして )
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