＊　あの子が大好き　＊　／〆

　
　
　
（　開いた襖に僅かに驚きに目を開くも、見慣れた姿に雰囲気柔らかく迎え　）──おかえり、兄弟。大丈夫だ。（　ふるふると首振り　）俺も三日月も繁忙期とやらで中々時間も取れずじまいだから、寧ろ兄弟が帰ってくるまでに話せることを増やせるかどうかも曖昧なくらいだ。──が、兄弟が沢山話してくれるだろうから心配はしていない（　こく　／　←　）急に冷えて来たから兄弟も風邪には気をつけろ。この季節が１番危ないと主が言っていた。

無理せずに俺の所へは余裕のあるときで構わないから。兄弟のことをずっと待っている。（　ゆるり目を細め　）