＊　あの子が大好き　＊　／〆

　
　
　
ああ、俺もそうだ。床に入った後に来ると柄にもなくそわそわしてしまって寝れない（　もぞ　／　落ち着きなく枕むぎゅ　）──！そうだったのか、兄弟たちの距離が随分と近いような気がしたから長いのかと思った。相談に乗ってみたかった、気もする…が、今こうして話を聞けているのだから満足だ（　口元ゆる　／　微笑ましそうに見つめ　）兄弟の恋が実ってよかった。
「 とりっく あんど とりーと 」……、それも楽しそうだと思う。期待していてほしい（　こく　／　珍しくやる気　）俺は──菓子は持っていかない。あいつが悪戯したいならさせる（　視線ふよ　）…結局、いつもと変わらない気もするが（　ぼそ　）
そうなら…嬉しい。（　誉桜ぽんっ　）初対面から印象はよかったが、話せば話すほど惹かれていったのも確かだ。んん、長いかどうかはわからない、が…、縁が繋がってから半年は経っていた。（　こくん　）あまり長続きした事がないから正直なところ、自分でも驚いてる。


俺にはすごく伝わった。（　こくこく　／　大人しく手は揺られるままに　）相手に伝わっているか…は、わからないが。俺はそういう時、あいつのここに額を押し付ける。ぐりぐり、と。（　相手の鎖骨あたりを指差し　）これ位なら俺たちにもできる、が、これ以上は……（　むぐ　）
我ながら三日月には悪いがうまい例えができたと思った（　誇らしげに　／　←　）問題…？っ、────！盲点だった。い、いや。実は俺達は相互とかそう言うんじゃなくて、２役ずつやっていて……、上手く行けば……。いや、無理だな（　すこん、と表情抜け落ち　／　←　）ここは無難に甘えてみる…とかか？