執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ルシアン
(季節が移り変わるよりも早く、次々に表情を変える貴方に思わず朗らかな笑いが零れて。背中を圧迫する心地良い力と体温に頬を綻ばせつつ、よしよしと言わんばかりに貴方の後頭部を撫でて「気に入ってくれて良かった。また来ような、ルシアン」父性を感じさせる穏やかな声音で言葉を紡ぎながら、貴方の少々の沈黙に思いを馳せる。面を上げた貴方の表情は笑みこそ描いていたものの、違和感を感じ取れないほど鈍くはなく。けれど、貴方がそれを自身に見せないのなら。同じように、“暗い秘密”を抱えているのだろうか、なんて思いを巡らせている矢先、貴方が自身から離れていく。「お、おぉ…?こうか?」すっかり昼寝するつもりだったのだが、貴方はスケッチモードに入ってしまったようで。木の根元に寝そべり、遠くを見るようにキリッとした表情を作る姿は、どこぞのスフィンクスにも似ていて)
(/態々ご丁寧に補足を有難う御座います…!恐らくその理由に関しては、伏せたままでも物語の進行上、現時点では問題ないと思いますのでお気になさらず…!ネタバレも楽しみの一つですし、何か不都合が起きるまではぜひこのままで進めて行けたらと思っております…!)
>ドロシー
(眉間に刻まれた皺はさらに深く、手の甲に血管が浮くほど貴女の首を絞めつける力はさらに強まる。捕食対象、つまり自分より下等な存在が思い通りにならないことは狭量な己にとっては我慢のならないことで。マリーシュカが自身を咎める姿が脳裏を掠めるが、どうせ彼女にとっても貴女は餌の一つに過ぎない。誰にでも甘い言葉を吐いて優しさを振り撒く、彼女はそういう性格だ。最初にマリーシュカという蜜を味わってしまったが故に、こんな扱いにくい餌が出来てしまったのかと思えば舌打ちを禁じ得ず。「今ここで、意地を張り続けてただ犬死にするか。それとも、怪物の血肉になって意味のある死を遂げるか。…どちらか選べ」紅い双眸は底光りする。徹底的に傲慢な態度は、貴女の目尻に浮かぶ涙を見ても揺るぎはしない。貴女が意地を張り続けることを選ぶなら、本気で殺してしまうつもりで貴女を見据えて)
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