執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ドロシー
…腐れ縁、ってやつ(貴女の声音に含まれる怯え、当然とも言えるその感情に辟易したかのように短く溜息を吐けば、手近にあった椅子へどっかりと腰を下ろす。不機嫌そうな眉間の皺はそのままに、貴女へやたらと棘のある大人げない視線を向けながら「俺はレナード。リーシュに頼まれて、お前の面倒を見に来た」長い脚をこれ見よがしに組みつつ名乗る。淡々と簡潔に事の経緯を並べながら、肘掛けに頬杖をついて「…俺も暇じゃないんだよね。空腹は?体調は?必要な物は?」空いている手の指先でコツコツと肘置きを弾きながら、矢継ぎ早に業務的な質問を投げかけて)
>ルシアン
そうだな…。一人でゆっくり考え事をしたい時や、誰にも邪魔されず昼寝したい時に来るかな。(吸い寄せられるように大樹の元へ駆け寄った貴方の手をするりと解放する。手持ち無沙汰になった両手を腰に当てては、上体を逸らすようにまじまじと大樹を見上げて。何度も見ているはずなのに、傍に貴方が居ることで妙な新鮮さを湛える大樹を不思議そうに一頻り眺めては、視線を貴方へ戻して「…だから、誰にも内緒だぞ。此処は俺のとっておきなんだ」ぱちり、お道化たようにウインクをして見せる。己にとって心安らげる特別な場所、そこに貴方を連れて来たことには大きな意味があると言わんばかりの照れ隠しだろうか。さくさくと足元の短い草を踏みながら自身も大樹へ歩み寄り、その分厚い幹に片手を添えて)
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