執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>クォーヴ
忘れちゃうくらいそんな昔なの?あーでも、死神さんって寿命無さそうだもんね。神様ってつくくらいだし(覚えていない、と言われてしまえば驚いたような声を上げ、遠い眼差しを虚空へと向ける相手をまじまじと見つめ。簡単であれ大変であれ、最初の記憶とはそう易々と失うものだろうか。しかし相手が人外であれば、永劫不滅の存在であれば、そんな事もあるのだろうかと眉を僅かに中央に寄せては、納得したような、していないようなそんな表情を浮かべ。さて、自分の発言によって世辞では無いと伝わったのか否か。言葉で教えて貰えなければ、エスパーでも無い限りその心の内は分からない。が、自分の頭を撫でたその掌から伝わる、仄かに冷たい体温がに込められた思いは温かいもののように感じては「へへ、よく分かんないけどありがとう」と、はにかみつつ此方は言葉でもって返し。だがその表情も相手の発言と笑い声によって意図も簡単に崩れ去り、ライトブラウンの瞳と口を大きく開いては「……え?え、どうして?」と思わず聞き返す。怖くないか否か、それは初めて会ったバケモノである彼にも聞かれた問である。そう遠くない記憶ではあるが不意に頭に過りつつ「クォーヴさんは怖くないよ。だって、初対面なのに迷ってたからって部屋まで送ってくれて、お喋りにも付き合ってくれたし、自分で"君を鎌で切りつけて魂を刈ったりしない"って言ってたじゃない。それにさっきクォーヴさんから私の頭撫でてくれたり、コートには触らせてくれたのに、握手だけは駄目なの?」先程相手が言っていた発言や行動を次々と引き合いに出しては"ね?"と同意を求めるように小首を傾げ。差し出した手はそのままの姿勢にて止めたまま、今更何が駄目なのだろうかと不満げに口を尖らせては、語尾に疑問符をのせ)
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