執事長 2018-10-04 22:19:25 |
|
通報 |
>ドロシー
…いいえ、私がもっと貴女にこの屋敷の恐ろしさを教えておくべきだった。本当に、貴女が無事で良かったわ(貴女の表情や態度から、自分の行いを責めるかの如く猛省していることが伝わってくる。けれど、貴女は何も悪いことはしていない。目的こそ己には解らないが、ただ屋敷を出歩いただけ。あの怪物と出会ってしまったのも、言ってしまえば不運というだけ。だが、この屋敷のことを十分理解している己が、前もって貴女に念入りに忠告をしておけば、貴女の心に傷を負わせなくて済んだかもしれない。そう思うと、貴女を襲ったあの怪物へも勿論だが、自分自身の不甲斐なさにも怒りが込み上げる。だが、今は憤怒に歯噛みしている時ではない。そんな場合ではない、だって目の前で貴女が泣いているのだから。「…足は動く?兎に角、此処から離れましょう」貴女の足元へ視線を遣りつつ、恐怖で竦んでしまっていないかを問い掛ける。仄暗い廊下、飛び散る血痕、ただでさえ精神衛生上最悪なこの光景に長居は無用。もし貴女が動けないのなら、担いででも此処から連れ去ろう。ともかくは、貴女の反応を待って)
(/元を辿れば、皆様と提供の物語により深みを出すキッカケとして思案したイベントですので、そう仰って頂けると本当に嬉しいです…!この後に話が広がるかどうか分かりませんが、背後様がご希望であれば次回もイベントの続きからの交流を承ります!態々ご丁寧にご挨拶有難うございました、どうか素敵な夢を…!)
| トピック検索 |