執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>ラザロ
っ__ぅ、ぁ_、ぃ___…。
(己の名前に誓うだなんて…、神様に誓われるよりも信用できるじゃないか。なにか彼に言葉を返したくて、口を噤んだ。きっと無理に伝える必要はない。形容しがたいこの気持ちを言葉にしたら汚れてしまう気がしたから。代わりにと額に落とされた口付けを真似、伸びあがって彼の額に返した。真っすぐに見つめる瞳を此方も真正面から見つめ返し、彼なら絶対に全てを食べてくれる、そう安心して目を閉じた。暫くもしないうちに持ち上がる腕。温かい息がかかり、次の瞬間激痛が走った。抑えることもできず口からこぼれ落ちる悲鳴は、かみ砕かれ、引き千切られるごとに母音に形を変え、口から飛び出る。次々に喰われ、原形を留めないままに引き千切られて消えて行く。痙攣し、時に反射で抵抗も行ったであろう己の体は他ならぬ己の血で汚れ、体のところどころに穴が開いていた。もはや正常な思考などできず、襲い来る痛みは声にならない程で焦点がじきに濁ってくる一歩手前。それでもと必死に意識を繋げているのは痛みから一番逃げたいであろう己だった。すると、ぼやける視界に塊が移動する。それは己に近づいて囁いた。汚濁しかけていた頭で必死に言葉を探すけれど、脱力した唇はぴくりとも動いてくれない。でも、私は答えなければならないのだ。頬を濡らしたものが血ではないことに気付いたから。そんな、なんで君が泣くんだ。最後くらい笑ってくれ。そう伝えたくて動かない唇を震わせるけれど彼に届いただろうか。気づけば己もまた、涙を流していた。それでも顔は確かに笑みを描いて、微かな言葉の後、ゆっくりと目を閉じ、不規則な痙攣の後ぴたりと動かなくなった。)
ぁ、ゃ…ぃ…ぅ。
(/ 寛容なお言葉をありがとうございます…!ぶつける前にもはや人語を喋れていませんが、最初と最後の言葉をなんと言ったかは想像にお任せします…。と大層なことを言ってはいますが、本当に単純です。お話を進めるにあたって必要とのことでしたら後程提示させていただきます…!次の主様のレスで終了でしょうか…?ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました…! )
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