執事長 2018-10-04 22:19:25 |
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>クォーヴ
えっ、分かるの?すごいね!何で?……あ、でも、いいの?何か用事とかの途中だったりしない?(此方を気遣っての言葉や微笑みを受け、また初対面であるにも関わらず自分の部屋までの案内を買って出てくれる相手に、良い人なのかもしれないと驚きつつ、何故分かるのかと疑問符を頭に浮かべ。見知らぬ屋敷の中、真っ直ぐ来た道を戻れば自室に辿り着けるかもしれないとは思いつつも、話し相手が居る帰り道の方が楽しいのは明白で。折角だからと相手の言葉に甘えようかとするも、相手の都合は大丈夫なのだろうかと心配しては、その表情を伺うように水色の瞳と視線を合わし。「へぇ、死神……死神ってあの?何だか全然そんな風に見えない。でも、大丈夫なら……うん、見つかったのがクォーヴさんで良かった、かな」問いの答えは候補の外、予想の上をゆく存在であった事に目を見張っては驚きを露にし。想像上の死神と言えば、黒いローブに鎌を持っている骸骨姿が思い浮かぶ。が、相手の外見の雰囲気とは裏腹なリラックスしたような笑みを見ては、ここの住人は皆人間を食すらしいが、目の前の相手も、まだ空腹は感じていないのでこうも優しくしてくれるのだろうと解釈し。「そんな洋服があるんだ、知らなかった。うん、すぐ消えてなくなっちゃいそうに見えるけど……特別ってなんかカッコいいね!ねぇ、触ったりは出来るの?」死神にのみ許された服があるとは、また驚きである。相手の例えにコクコクと首を縦に振り同意しつつ、一回転しふわふわと翻る様を見ては、質感はどんなものなのだろうかとさらなる興味が湧いてしまい、うずうずと触りたそうに熱心な視線をコートへと注ぎ)
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