執事長 2018-10-04 22:19:25 |
|
通報 |
>マリーシュカ
うん、そうして。…でもいつか貴女とはこんな吊り橋じゃなくて…出来る事なら、一緒に外へ出掛けたりしてみたいものだけど。
(自らの言葉を受け入れてくれた事に胸を撫で下ろし、是非ともそうして欲しい、なんて念を押して。その流れのまま、更にちょっとしたワガママを口にして。吊り橋、というのは言わずもがなこの閉ざされた屋敷と状況の事。叶わぬ望みとは分かっている。ただそう願ってしまうのは年頃の娘ゆえの思考から。彼女と共に外へ出掛けて色んな景色を見たり買い物を楽しんだり…。普通の女性としての楽しみを出来る事なら一緒に、なんて。眉を下げつつも想像してみては微笑んで。特別、と期待していた言葉を聞くと抑えきれない嬉しさからにやけるような笑みを零し。彼女からプレゼントしてもらったブレスレットも、その言葉と合わせてみると一層特別感が溢れるように見えて。「そっか…。ふふ、お互いに特別な存在だなんて、とても嬉しい」頬をなぞっていく彼女の細い指先を擽ったく感じながらも、その感触は心地良いもので)
| トピック検索 |